バルバラ異界(文庫版全3巻)

バルバラ異界 1 (小学館文庫)

全てのSFがそうであるわけではないけれど、多くのSFには論文的な要素が不可欠で(特に長編では)、それをどのように消化するかは、どんな媒体であっても必ず問題になる。小説だとそのまま論文を載せるという最終手段があるけど、これはやはり歓迎されない。漫画でやると致命傷になる。

この問題に対する完璧な回答が、「バルバラ異界」だろう。萩尾望都という人がどれだけ突出したストーリーテラーなのかよくわかる。

★★★★★