いさましいちびのトースター

いさましいちびのトースター (ハヤカワ文庫SF)

いさましいちびのトースター (ハヤカワ文庫SF)

「SFメルヘン」と銘打っている通り、童話的な雰囲気の、かわいらしい(本当にかわいい!)作品だ。装丁は子供向けで、実際子供も読めるだろうけれど、使われている語彙は一般小説のレベルなので、やはり大人向けの小説だろう。

長旅を経て、主役の電気器具たちは少しずつ摩耗していくが、その描写は結構きついので、真面目に読むと暗澹とした気持ちになってしまう(特に自暴自棄になるシーンは辛い)。あなどれません。

★★★★★