ソラリスの陽のもとに

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)

ソラリスの陽のもとに (ハヤカワ文庫 SF 237)

地球外生命体とのコンタクトはSFにおける最もポピュラーなテーマで、過去から現在まで無数の作品が存在するけれど、『ソラリス』はその古典でありながら、究極形とも言うべき何かだ。ソラリス以降で、ソラリスの概念を踏まえない地球外生命体の物語はどうしたって陳腐になる。SFにおける影響力という点では屈指だろう。

惑星ソラリスの「海」の描写は読む者を圧倒する。人間の想像力の限界を垣間見るような、SFの極北と呼ぶべき作品。

★★★★★